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上原浩治 ハイタッチ MVP ボストンの英雄 [野球]

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上原、MVP!全4勝に貢献1勝3S「正直、吐きそうでした」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131020-00000156-sph-base


 ◆ア・リーグ リーグ優勝決定シリーズ第6戦 レッドソックス5―2タイガース(19日・ボストン) レッドソックスの上原浩治投手(38)が、ボストンの英雄となった。

 
 タイガースとの優勝決定シリーズ第6戦の9回に登板し、3セーブ目(1勝)をマーク。チームを4勝2敗で6年ぶり13度目のリーグ制覇に導き、同シリーズ日本人初のMVPに輝いた。


 また田沢純一投手(27)が7回のピンチをしのぎ初勝利を挙げた。日本人コンビは、23日(日本時間24日)からカージナルスとのワールドシリーズ(WS)で頂点を目指す。



 はにかみながらトロフィーを掲げた。試合後のセレモニー。上原は壇上の真ん中に招かれた。「僕でいいのかな」と謙そんしたが、一緒に登壇した長男・一真くん(7)がファンの総意を代弁した。

 
 インタビュアーから「パパはどうだった?」と英語で問われ、答えた。「exciting!」。09年WSの松井秀喜(ヤンキース)以来、日本人選手2人目となるポストシーズン(PS)でのMVP。文句なしの活躍だった。



 9回。「コウジ・コール」の中、2死から内野安打を許したが、最後はイグレシアスをフォークで空振り三振に仕留めた。1回を1安打無失点でPS5セーブ目。6年ぶり13度目のリーグ優勝に導いた。「最高としか言いようがないです」。


 人さし指を立て、ナンバーワンを誇示。ア東地区優勝、地区S制覇に続く3度目の“胴上げ投手”に輝いた。

 PSに3年連続で出場している男でも、守護神の重圧は想像以上だった。「正直、吐きそうでした」と明かした。


 「シーズンとは違う緊張感がある。ずっと1点差とか同点の場面ばかりで、ちょっとしんどかったですね」。今季81登板。体も悲鳴を上げていた。ホテルに帰ってまず最初にやるのは、超音波治療器での右肘のケアだった。



 2つの球種を4つにも5つにも見せた。まずはフォーク。真下だけでなく、スライダー気味、シュート気味にも落とす。タ軍のハンターは「フォークがやばい。俺たちは『バッグス・バニーフォーク』と呼んでいるんだけど」と恐れた。


 知能と大胆な行動で敵を打ち負かす米国で人気のウサギキャラに例えられたほど。そして直球も、フォームの中で作る間を微妙に変えてタイミングを外してきた。8月3日のDバックス戦を最後に30試合連続で無四球。


 緻密な制球を誇る上原ならではの技術で「抑えの必須条件は剛速球」というメジャーの定説を打ち砕いた。

 メジャー5年目。コツコツと結果を積み重ね、ボストン中から信頼を集める守護神となった。「正直、怖いですね。今年ちょっとできすぎなんで。

 でも、あともう1回ある。もう行けるとこまで行くしかない」。レンジャーズ時代の一昨年は不振のため登録を外されたWSで4度目の美酒を浴びてから、全てのスイッチをオフにする。(西村 茂展)



 ◆ア最年長MVP 09年ワールドシリーズ(WS)でヤンキースの松井秀喜が選ばれているが、優勝決定シリーズでは上原が日本人初のMVP。

 同シリーズで救援投手の受賞は、88年D・エカーズリー(アスレチックス)、90年R・ディブル&R・マイヤーズ=同時受賞=(レッズ)、03年M・リベラ(ヤンキース)に次いで4度目5人目(WSでの救援MVPは4人)。また、38歳の受賞は同シリーズ、ア・リーグ最年長(ナ・リーグは79年W・スタージェルの39歳)記録となった。




日本人が紹介したくなる日本人となった上原浩二選手!!今後の活躍に期待が膨らみます!!

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